加入者の皆さまへ
令和7年5月1日
学研健康保険組合
常務理事 中村 恭
平素より、学研健康保険組合の事業運営にご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございます。
このたび、当組合が保険事業として実施している「女性検診」「家族健診」「日帰り人間ドック」の事務代行を委託している「一般財団法人 日本健康文化振興会」において、当該法人職員が業務用ノートパソコンを紛失するという事案が発生いたしました。その後、当該ノートパソコンは発見されましたが、調査の結果、健診や検診にかかわる予約情報が最大で約17万件漏洩した可能性があり、その中に当組合に関連する情報も含まれていることが判明しております。
現時点において、当該ノートパソコンに保存されていたデータの第三者への漏洩等は確認されておりませんが、現在、委託先において関係当局と連携のうえ、詳細な調査および再発防止に向けた対応が進められております。
▶【ご参照】一般財団法人 日本健康文化振興会「当会のノートパソコン紛失に関するお詫びとご報告」
漏洩の可能性のある情報について
- 対象となる事業※1:日本健康文化振興会の「けんしんなび」を通じてお申込みいただいた「定期健康診断」「生活習慣病検診」「女性検診」および郵送でお申込みいただいた「特定健康診査」
- 該当期間※2:2021年(令和3年)および2022年(令和4年)
- 漏洩の可能性がある項目※3:
①氏名、フリガナ、生年月日、性別、郵便番号、住所、電話・携帯電話番号、事業所名または健康保険組合名と保険証記号・番号、健診予約内容
②メールアドレス - 該当する件数※4:①2,420件 ②296件
※1 学研ビルで実施された「定期健康診断」「生活習慣病検診」は該当しません。
「日帰り人間ドック」「役員向け人間ドック」「永年勤続表彰副賞日帰り人間ドック」は対象外です。
※2 上記以外の期間の情報は、今回の漏洩対象には含まれておりません。
※3 健診結果(要配慮個人情報)は含まれておりません。
※4 現時点では、漏洩した可能性のあるデータから対象者の特定には至っておりません。
今後の対応について
- 令和7年度「日帰り人間ドック」の新規予約受付は、令和7年5月12日(月)より一時停止いたします。
再開の時期については、安全性が確認された段階で改めてお知らせいたします。 - 情報漏洩の対象者が判明次第、当該法人より個別に通知いたします。
- 本件は、委託契約における重大な過失に該当するものと認識しており、厳格に対処いたします。
- 「女性検診」「家族健診」については、例年通り令和7年8月1日より予約開始予定です。
すでに「日帰り人間ドック」を予約された方へ
令和7年度の「日帰り人間ドック」をすでにご予約済みの方については、今回漏洩の対象とはなっておらず、委託先において適切に情報管理されておりますので、そのままご利用いただけます。
ただし、ご不安を感じられる方につきましては、ご希望に応じて予約のキャンセルを承ります。ご希望の方は、下記までご連絡ください。
加入者の皆さまには、委託先の不手際により多大なるご心配とご迷惑をおかけしましたことを、心より深くお詫び申し上げます。
当組合といたしましては、今回の事態を受け、情報管理体制の整った委託業者の選定や、定期的な監査の実施など、実効性のある対応を進めるとともに、委託先に対しても再発防止に向けた対応を求めてまいります。
今後とも、変わらぬご理解とご協力を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。