ジェネリック医薬品とは
新薬（先発医薬品）と同じ有効成分を使っており、品質、効き目、安全性が同等
厳しい試験に合格し、厚生労働大臣の承認を受け、国の基準、法律に基づいて製造・販売されており、製品によっては、服用しやすいように大きさや味・香りなどを改良されたものもあります。新薬に比べ開発費が少ないため、新薬より低価格なお薬です。
ジェネリック医薬品と新薬との成分の違い
- 新薬と同じ有効成分を同じ量含有し、効き目も安全性も同等。
- 添加剤は、安全性も確認されたものだけを使用。
- 新薬と、形や大きさ、味や香りなどの添加剤が異なる場合がある。
ジェネリック薬品の利点
- 低コスト： 新薬は開発や広告などに多額の費用をかけられているため一般的に高価です。一方で、ジェネリック薬品は既存の有効成分を使うことで研究開発コストを削減できるため、コストが低く抑えられたお薬です。
- 医療費の節約：ジェネリック薬品は保険でカバーされる場合も多く、患者にとっては負担が軽減されることがあります。その結果、個人の医療費の負担が減ります。
- 品質と安全性：ジェネリック薬品は新薬と同じ有効成分を含んでいるため、品質と安全性に大きな違いはありません。ジェネリック薬品は厳格な規制に従って製造され、効果と安全性が確保されています。
注意すべき点
薬品は個々の体質や健康状態によって効果や副作用が異なる場合がありますので、ジェネリック薬品を使用する際は必ず医師や薬剤師に相談することが重要です。また、ジェネリック薬品はブランド薬品と製剤が異なることがあるので、同じ薬品でも服用方法や効果に注意する必要があります。
総合的に言えば、ジェネリック薬品は多くの場合、経済的にも効果的な選択肢であると言えますが、個別の症状や医療ニーズに応じて適切な薬品を選択することが重要です。
ジェネリック医薬品を処方・調剤してもらうには？
かかりつけの医師や薬剤師に「ジェネリック医薬品を希望」とお伝えください。
また、「ジェネリック医薬品希望カード」や「ジェネリック医薬品希望シール」を利用するのも良いでしょう。
